50年以上続く皮膚科専門医院
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50年以上の経験と実績
当院では皮膚科専門の検査と治療を行います。個人病院ではあまり行わない検査(直接検査)を行いますので、飼い主さんの負担額が減ります。50年以上の経験と実績があり、実際に日本全国からの問い合わせがあります。他府県からもセカンドオピニオンでお越しになられる方も数多くいらっしゃいます。かかりつけの病院で改善が見られなかったり、完治できないと判断された場合はあきらめず、一度当院にご連絡ください。(すべてのケースにあてはまるわけではありません、ペットの症状や飼育環境にも大きく左右されます。)
皮膚病専門と言われる理由
今の治療法は的確ですか?
みなさんが皮膚病や耳の病気で病院に行った場合、見かけ上の状態で抗生物質の内服や外用薬などを処方されたことはないでしょうか。また、その病気がどういう病気なのか(細菌感染があるのか、カビなどの感染があるのか)を説明されたことはあるでしょうか。ひょっとしたら、よく分からないまま(何の薬か知らないまま)慢性的に薬を飲んだり塗ったりしていませんか?
当院では、初診で来られた時、まず採取した材料を顕微鏡で検査(直接検査と言う)します。この検査は一番大事で細菌感染があるのか寄生虫の感染があるのかなどを判断します。
残念ながらこの検査は、一般病院で軽視されています。ここで分かったことから、必要であれば細菌感染があればどんな抗生物質が効果あるのか感受性試験を行ったり、さまざまな検査をしていきます。
最初に直接検査を行っておかないと、効果のない抗生物質で耐性菌が作られてしまい、より皮膚病の悪化につながります。
当院で行う特殊検査
- グラム染色
- TGC増菌培養検査
- 抗生物質感受性試験(好気性、嫌気性)
- 真菌培養検査
- ホルモン検査
ペットの症状に合わせて、一般病院では行わない上記の特殊検査を行います。詳しくはお問い合わせください。
知っておきたい皮膚病のこと
あなたもこんな勘違いをしていませんか?
犬猫の皮膚病は、かゆいか、かゆくないかに大きく分類できます。
かゆい皮膚病は、寄生虫の感染(ダニ、シラミなど)、アレルギー性のものなどがあり、かゆくない皮膚病には体のホルモンが関係したものや白癬(水虫、タムシのようなもの)、毛包虫の感染などがあります。
なんらかの感染症がある場合は、それを取り除く(寄生虫を駆除する、細菌感染には抗生物質、白癬には抗真菌剤を投与する)ことで症状は改善しますが、アレルギー性のものに関しては特効薬はなかなかありません。食事アレルギーであればその物質を摂取しなければよくなりますが、ほとんどの原因が避けられないもの(ハウスダストや花粉、遺伝的なものなど)でひどくならないようにお付き合いしていかなくてはなりません。
いまでは環境がきれいになり、昔は多かった寄生虫や白癬といった感染症はすごく減りました。しかし、最近では人間と同じようにアレルギー性の皮膚病が増え、治療に困っているのが実状です。かゆいと言うことで獣医さんのところへ行くと、ステロイド(副腎皮質ホルモン)を処方すると言うことがよくある(獣医さんもつい渡してしまう)のですが、当院ではよほどのこと(その薬を飲まないと死亡する・眠れないほどかいてしまうなど)がない限り処方していません。
ステロイドは最終手段として置いておかないと、他の薬や治療法などが使えなくなってしまいます。ステロイドは魔法の薬のように効果があるのですが、薬で症状を抑えているだけで体質を改善しているわけではありません。
ですからやめられず、飼い主さんもかゆがるのを見ていられないので、またステロイドを処方してもらいに獣医さんのところへ行きます。最初は効果があったステロイドも、徐々に効かなくなっていきます。またステロイドを服用したがための副作用も、長期服用すれば出てくる場合もあります。こうして慢性化した皮膚病になると、ステロイドの代用薬もなく治療がより困難になります。
当院では
当院ではこういう不幸なことをなくすためにも、なるべく副作用がない薬や電解質水のような消毒・処方食で治療しています。
アレルギーの出始め(生後1~3年)の軽度の時からしっかりケアをしておけば、その後は生涯ひどくならない可能性もあります。程度が軽いからといって放置しておかず、ひどくなる前に来院してください。その方が、ペットも飼い主さんも気持ち良く過ごせますし、生涯の費用も減らせます。詳細はお気軽にお尋ねください。丁寧にご説明いたします。